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第4週 以降の15週までを見終えての感想まとめ その② [まれ 感想]

なんだかんだで朝ドラ「まれ」も佳境ですね。

気が付けば15週ですね。

横浜編に入ってから大悟に揉まれ、大輔に揉まれ、
人生経験を積んでいく希の姿がひじょーに面白いです。

並行して繰り広げられる市子や一徹、高志のサイドストーリーも
興味深い。

わき役陣では、陶子さんがいい味出してましたね。
マシェリシュシュを巣立ってしまった陶子さんのスピンオフを期待したいところです。


で、希を見ていていろいろ気になったのですが、
4月に始まったこの朝ドラ「まれ」は
時期的にも新年度のスタートってことで、新社会人への応援ドラマだと思っていたんです。

でも話が進むにつれて、その応援がいろいろな人に対してのものなんだとわかりました。

つまり、誰もが希のような人間ではないので、ほかの登場人物を通して
人それぞれの生き方があるんだよと教えいてるようです。


個人的に思ったのは、大きく分けて3つのタイプの人生が描かれているなと。
これから若者が生きていく3つのタイプ。


希で描かれる3つの人生とは・・・

まず、ヒロイン希は成功型イチロータイプ。

希が地道にコツコツ公務員として就職し、途中から夢を追いかけて、挫折しながらも
着実に成功の道を歩んでいます。

これは、いわゆるイチローのように、努力に努力を重ね、
覚悟を決めて生きる人の人生。

なかなかいないタイプです。
一般の人にとっては「スゲー!」と思われる点が、
ドラマの主人公として当てはまるわけです。


で、二つ目は
みのりの人生保守的タイプ。

能登から出ずに地元で結婚し、頼れる旦那を見つけて幸せに暮らす人生。
こういう人はイチロータイプよりは多いはず。

ある意味、”自分はこう生きるんだ”と、
自分の芯をしっかり持っている人ですね。



そして3つ目がミーハー市子タイプの人生。

この手の人がおそらく一番多いのではないでしょうか。
東京や流行のものに憧れは抱くが、
"覚悟"が足りずに頑張り切れなくて、成功する人をうらやましがり、
自分の至らない現状を認めたくなくてずるずる行くタイプ。

でもこのタイプが一番人間らしくもあり、
挫折をたくさん経験してあとあと大きなものを掴むのではないかと。

そう信じたい。


朝ドラ「まれ」では希のような人生だけではないんだよと、
そう若者たちに教えているようにも感じました。



それにしても、大悟の師匠が希の祖母とか。

どんだけ世の中つながってるんだよ!

とツッコミを入れたくもあります。(^^)


そして、ここへ来て父の徹が実はデキる人だったということも面白い。
この部分は非常に大事なところで、

若者だけではなく、今の30~40代に向けた応援ドラマをうかがわせます。
今からでもやる気と覚悟を持って突き進めば道は開けるんだよと。

そう背中を押してくれる感じですよね。



とまあ思うままに久しぶりに記事を書いてみましたが、
朝ドラ「まれ」は面白いですね。

意外でした。

「あまちゃん」から続いた朝ドラ戦国時代も終焉を迎えて
安定して華やかな時代に突入という感じでしょうか。笑

最後まで読んでいただきましてありがとございました。

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タグ:まれ 感想
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