第４週 以降の感想まとめ その①

なんだがすっかりブログを更新していなかったんですけど、
「まれ」を見ていました。

っていうか面白い。
しかも泣けるし。


ちょっと気がついたり思うことをだらだらですけど書いていきます。


少し前の時代とはいえ、現代の話なので入り込みやすいですね。
ごちそうさんやマッサンはどうしても戦争があったりするので
途中重い空気になりがちだったんですけど。

くすぶっていた時代の能登編

さて、
能登編が終わって横浜編が始まりましたね。

まるで「あまちゃん」における北三陸が「まれ」でいう能登であり、
同じく、東京秋葉原が横浜という位置づけのような。


そして、「地道にコツコツ」という言葉が出てきますが、
これは一般的に公務員にイメージされるような安定した仕事を
"地道にコツコツ"働くという意味だと思わせながらも、
実は夢に向かって、決して安定しない険しい道を"地道にコツコツ"歩いていく
という意味なんだなとここへ来てわかってきました。



能登編では、
公務員として社会へ飛び出した希。

元気な時も、悲しい時も明るい性格だからいいですね。
爽やかすぎる。


これがヒロイン像ですね。


働く先は
産業振興課の移住定住班。

過疎化と高齢化を抱える能登に観光、輪島市への移住者を誘うというのが仕事。
こういう要素を盛り込むことで、地元の宣伝というか
地方の事を紹介しているのかなと。


ちなみに、オープニング曲って土屋太鳳さんが作詞したオリジナル曲なんですね。

その名も「希空（まれぞら）」って・・・

オープニングはアーティストではなく、地元の人が歌ってる？
朝ドラとしては新しいパターンですね。


挿入歌としてこの曲の英語バージョンがよく流れてますが、
それがまたいい！




さて、公務員として希の配属されたチームは二人。

で、最初から暴走して失敗の連続な希。
ありがちな展開ですけど、これがいいんですよね。

そういうのを乗り越えて成長していく前提ですね。


真面目に働く人々。
怒られたということは何かしようとしたこと。
それで仕事を覚えていく。


４月から始まったドラマとして、
新社会人にに対するエールですよね。これ。



その後、話は元治さんと文さんの一人息子・哲也が東京から帰ってきて
元治さんが大切に守ってきた塩田を潰してカフェをやりたいと・・・


失望した元治さんと文さん。
家族と一緒に住むことができる嬉しさもありながら、
家族だからこその問題点をちょいちょい出してきます。

祖父母を騙す腹黒い息子家族の実態が・・・
「おばあちゃんてマジうざいよね。」
怖っ。ほんと怖い。

こういう人間てほんとにいますからね。

家族の問題。
お金の問題。

どこにで存在する悩みの種ですね。


遠くの親戚より近くの他人とは言いますが、
結局家族には勝てなかったり。

家族が一緒にいるべきだと、
元治さん、文さんの元を離れる津村家。



また、仕事では公私混同して失敗する希がいて。
実績のない説得力のないビジネス論を語る徹がいて。

そんな感じでくすぶった時が流れる前半戦。



失敗して希が落ち込んだ時には
"誰かの架橋になる仕事"だというみのりからの一言にホッとしたり、

友人の存在の大切さなんかも表しています。



始終、一貫して描かれるのは、
他人を放っておけない希の性格が自分の未来も変えていくことになるということ。

これは、行動すれば道は開けるってことなんだと思います。





このあたりで心に残った言葉が、

「ビジネスチャンスは規則の外にある。」

お客さんの為に規則の抜け道を探すのが本当の仕事。
そして、それを教えたのは区役所のトイレの神様、徹だったり。


徹はダメな父親ながら、
ポイントポイントで希に偶然という架橋をかけます。

その最たるものが
あの魔女姫人形ですよね。



藍子さんの母親(ロベール幸枝)がパティシエだったことにも驚きましたけど、
その幸枝ちゃんがパティシエ修業中に持っていた人形を徹が見つけて
希にプレゼントするとか。。。

それに呼び寄せられるように帰ってきた幸枝ちゃん。

正直、このくだりは鳥肌が立ちましたよ。（＾＾




そして希が横浜に行く時には、
藍子さんが希になんて言ったかというと

「お母さんを捨てなさい」と。

家族のことを思って夢を諦めかけていた希の背中を押す言葉でしたね。

ほんとちょいちょい名言が出てきます。


親離れできない子もいれば、
子離れできない親もいます。



そして、事あるごとに創造性豊かなお菓子をつくる希が次第に成長しているのがわかります。

というわけで、とりあえず今回はこの辺で。
ありがとうございました。

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