まれ 第3週 感想 展開早いね。でもテンポがいい。 [まれ 感想]
まれ 第3週「卒業ロールケーキ」の感想です。
圭太から告白されたまれですが、
夢アレルギー(トラウマ)からのジンマシンが出て断るハメに・・・
という切なくも甘い?展開からの
アンガールズ田中の登場。
なんだか第3週まで観て思ったのですが、
朝ドラ「まれ」は展開がテンポ良い印象を受けます。
父親の蒸発とか、貧乏暮らしとか、同級生の話とか、
それぞれの話に鼓室して長くならないので"飽き"や"退屈感"がないのかも。
過去の朝ドラでは、いわゆる"中だるみ"感で視聴者が離れていくという現象も
ありましたからね(^^
で、テンポが良いからといって、それぞれのエピソードを雑に描いているわけでも
ないように思います。
第3週では、夢というもののあり方についても
ちょこっと触れています。
夢というものは、表舞台で立派な成果を出すことだけではないく、
"地道にコツコツやるもの"自体も夢になり得るのだと。
なるほどなと。これは意外な解釈でしたね。
これだけにとどまらず、まれの生活と並行して一子の夢も描き、
うまい話(簡単に夢が叶う話)に騙されないこととなんかもさりげなく伝えている。
やっぱりこれから社会に出ていく若者に向けたドラマだなーと思いました。
夢の危険性にも触れた一方で、
諦めない一子の姿勢とかも描き、挫折しても諦めないことを説いているのでしょうか。
そもそも、このドラマで"夢"を語る題材として受け入れられるのは何かと考えたときに、
ドラマで成功する秘訣として、女性目線で捉えるのが受け入れられる要素だと判断したから
パティシエが夢としての題材になったのかな。
他に考えてみると、ダンスやデザイナーもあるのですが、
既に過去の朝ドラで用いられている題材でしたね。
さて、
圭太とまれの恋はどうなるのかはひとまず置いておいて、
まれの目にとまったのは
「ロールケーキ甲子園」
貧乏がテーマで
貧乏ゆえの想像力の凄さが存分に発揮されていました。(^^
まれが想像でケーキを作り上げるシーンは
医龍の想像で手術するアレと同じですよね(^^。
そして、ロールケーキ甲子園の実況は
福澤さん。クイズ甲子園だなこりゃ。・・・(^^
アラフォー世代にとっては、ウルトラクイズですね。(^^
それにしても、アンガールズ田中といい福澤さんといい、攻めてきますねー。
で、完成したのは
「幸せ貧乏家族」ロールケーキ。
なんともオツな名前です。
節約と美味しさの両立。
お財布にもやさしくて美味しい。
しかも食材は無料。タダ。
という、朝ドラを見ている主婦層にも訴えかけるケーキでございました。
見た目がめっちゃ可愛いケーキでしたね。(^^
まれの人生の進路を決めるきっかけになりそうなこのケーキ造りコンテストで、
早くもまれの才能が見出されるのか?と思いきや惨敗でしたね。(^^
プロからキツイ言葉を浴びせられて厳しさを知ったまれ。
これは、"失敗の時にどうするのか"を若者に解いているのだと想定。(^^
ケーキ職人か公務員か。
この対照的な二つの道はまだまだ描かれそうですね。
夢を趣味に留まらせるのか。
夢を諦めないのか。
それにしても公務員が安定の象徴として語られるのは
どうなんでしょうね。(^^
それにしても
田中裕子さんが演じる文の存在がなんだか
あまちゃんの夏ばっぱを思い出させます。(^^
今週はこのロールケーキ選手権だけではなく、
圭太の輪島塗職人を目指す姿からは、
騙せるから騙してはいけない。
見えないところでも嘘つかない。
という職人魂がすごかったですね。
これは現在の社会における食品偽装とかに対する警鐘?
というシーンもテンポよく進み、
ロールケーキ選手権で帰りが遅くなった希は藍子からビンタを食らうという。
意外な展開へ突入していきます。
この一連のシーンでは、単なる親の心配を描くのではなく、
あくまでも主役は若者であり、誰に何言われてもやり続けることが大切なのだと。
本気で決めたことならなんでもいい。
間違えたらやり直せばいい。
心配ながらも子供の気持ちを大切にする藍子の本心がいい感じに
描かれていました。
この流れで、藍子の徹への本心も浮き彫りに・・・
出稼ぎに言って、
6年も帰ってこないことは頑張っているということであって、
でも結局帰ってきたから怒ってるのであって、
さらに6年経って変わってない現状に怒っているのだと。
心底ダメ人間でいいのか。
負け犬でいいのか。
このあたりのくだりは、就職せずにフリーターに甘んじている世代や
社畜となっているサラリーマンへ向けた警鐘か・・・
なにはともあれ常盤貴子さんの演技がやばかったです。
めっちゃシリアスな場面からのコメディとか、
ボクシングジムでの出会いとか。
昔の映像の服装がなんとも笑えました・・・
でも結局、
やっぱりお父さん支えていきたい。
どんなにダメでも好きな人。
というところへ持ってくるところが秀逸。
「もう一度家族になりましょう。
私たちを笑顔にしてください。」
泣けるセリフやー。
でも今週最も面白かったのは、
高志がシンガーソングライターになったシーンでした。(^^
朝ドラ「まれ」は、
都会にいる同世代の子よりは地方の同世代の子に理解できる物語かもしれませんね。
それぞれの道に進んで離れ離れになる友人たちなんかは、
地元に残るか都会へ出るかという選択がある子供にはモロに感じるところがあるでしょうね。
そして、一子に圭太を取られてしまう結果にまれは呆然・・・(^^
動揺したのか、最後はまれから母への感謝の言葉で締めくくられました。
夢を封印したまれ。
ひとまずケーキ職人への道はおあずけで輪島市役所での奮闘ぶりが
楽しそうです。
徹は輪島市役所の清掃員での奮闘ですね。(^^
次週も楽しみです。
朝ドラ「まれ」の感想一覧はコチラ。
⇒まれ ネタバレ 感想一覧
圭太から告白されたまれですが、
夢アレルギー(トラウマ)からのジンマシンが出て断るハメに・・・
という切なくも甘い?展開からの
アンガールズ田中の登場。
なんだか第3週まで観て思ったのですが、
朝ドラ「まれ」は展開がテンポ良い印象を受けます。
父親の蒸発とか、貧乏暮らしとか、同級生の話とか、
それぞれの話に鼓室して長くならないので"飽き"や"退屈感"がないのかも。
過去の朝ドラでは、いわゆる"中だるみ"感で視聴者が離れていくという現象も
ありましたからね(^^
で、テンポが良いからといって、それぞれのエピソードを雑に描いているわけでも
ないように思います。
第3週では、夢というもののあり方についても
ちょこっと触れています。
夢というものは、表舞台で立派な成果を出すことだけではないく、
"地道にコツコツやるもの"自体も夢になり得るのだと。
なるほどなと。これは意外な解釈でしたね。
これだけにとどまらず、まれの生活と並行して一子の夢も描き、
うまい話(簡単に夢が叶う話)に騙されないこととなんかもさりげなく伝えている。
やっぱりこれから社会に出ていく若者に向けたドラマだなーと思いました。
夢の危険性にも触れた一方で、
諦めない一子の姿勢とかも描き、挫折しても諦めないことを説いているのでしょうか。
そもそも、このドラマで"夢"を語る題材として受け入れられるのは何かと考えたときに、
ドラマで成功する秘訣として、女性目線で捉えるのが受け入れられる要素だと判断したから
パティシエが夢としての題材になったのかな。
他に考えてみると、ダンスやデザイナーもあるのですが、
既に過去の朝ドラで用いられている題材でしたね。
さて、
圭太とまれの恋はどうなるのかはひとまず置いておいて、
まれの目にとまったのは
「ロールケーキ甲子園」
貧乏がテーマで
貧乏ゆえの想像力の凄さが存分に発揮されていました。(^^
まれが想像でケーキを作り上げるシーンは
医龍の想像で手術するアレと同じですよね(^^。
そして、ロールケーキ甲子園の実況は
福澤さん。クイズ甲子園だなこりゃ。・・・(^^
アラフォー世代にとっては、ウルトラクイズですね。(^^
それにしても、アンガールズ田中といい福澤さんといい、攻めてきますねー。
で、完成したのは
「幸せ貧乏家族」ロールケーキ。
なんともオツな名前です。
節約と美味しさの両立。
お財布にもやさしくて美味しい。
しかも食材は無料。タダ。
という、朝ドラを見ている主婦層にも訴えかけるケーキでございました。
見た目がめっちゃ可愛いケーキでしたね。(^^
まれの人生の進路を決めるきっかけになりそうなこのケーキ造りコンテストで、
早くもまれの才能が見出されるのか?と思いきや惨敗でしたね。(^^
プロからキツイ言葉を浴びせられて厳しさを知ったまれ。
これは、"失敗の時にどうするのか"を若者に解いているのだと想定。(^^
ケーキ職人か公務員か。
この対照的な二つの道はまだまだ描かれそうですね。
夢を趣味に留まらせるのか。
夢を諦めないのか。
それにしても公務員が安定の象徴として語られるのは
どうなんでしょうね。(^^
それにしても
田中裕子さんが演じる文の存在がなんだか
あまちゃんの夏ばっぱを思い出させます。(^^
今週はこのロールケーキ選手権だけではなく、
圭太の輪島塗職人を目指す姿からは、
騙せるから騙してはいけない。
見えないところでも嘘つかない。
という職人魂がすごかったですね。
これは現在の社会における食品偽装とかに対する警鐘?
というシーンもテンポよく進み、
ロールケーキ選手権で帰りが遅くなった希は藍子からビンタを食らうという。
意外な展開へ突入していきます。
この一連のシーンでは、単なる親の心配を描くのではなく、
あくまでも主役は若者であり、誰に何言われてもやり続けることが大切なのだと。
本気で決めたことならなんでもいい。
間違えたらやり直せばいい。
心配ながらも子供の気持ちを大切にする藍子の本心がいい感じに
描かれていました。
この流れで、藍子の徹への本心も浮き彫りに・・・
出稼ぎに言って、
6年も帰ってこないことは頑張っているということであって、
でも結局帰ってきたから怒ってるのであって、
さらに6年経って変わってない現状に怒っているのだと。
心底ダメ人間でいいのか。
負け犬でいいのか。
このあたりのくだりは、就職せずにフリーターに甘んじている世代や
社畜となっているサラリーマンへ向けた警鐘か・・・
なにはともあれ常盤貴子さんの演技がやばかったです。
めっちゃシリアスな場面からのコメディとか、
ボクシングジムでの出会いとか。
昔の映像の服装がなんとも笑えました・・・
でも結局、
やっぱりお父さん支えていきたい。
どんなにダメでも好きな人。
というところへ持ってくるところが秀逸。
「もう一度家族になりましょう。
私たちを笑顔にしてください。」
泣けるセリフやー。
でも今週最も面白かったのは、
高志がシンガーソングライターになったシーンでした。(^^
朝ドラ「まれ」は、
都会にいる同世代の子よりは地方の同世代の子に理解できる物語かもしれませんね。
それぞれの道に進んで離れ離れになる友人たちなんかは、
地元に残るか都会へ出るかという選択がある子供にはモロに感じるところがあるでしょうね。
そして、一子に圭太を取られてしまう結果にまれは呆然・・・(^^
動揺したのか、最後はまれから母への感謝の言葉で締めくくられました。
夢を封印したまれ。
ひとまずケーキ職人への道はおあずけで輪島市役所での奮闘ぶりが
楽しそうです。
徹は輪島市役所の清掃員での奮闘ですね。(^^
次週も楽しみです。
朝ドラ「まれ」の感想一覧はコチラ。
⇒まれ ネタバレ 感想一覧
2015-04-26 23:52
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